ビジネスローン

商工ローンとは

商工ローンの名称は、一昔前に過酷な取り立てが社会問題となったことで、ダーディな
イメージが一般化していると思いますが、本来の目的は、中小零細企業や個人事業者な
どへ、短期の小口ローンを提供する金融業でした。

商工ローンのシステムは消費者金融とほぼ同じですが、消費者金融が無担保無保証が原則
であるのに対し、商工ローンでは連帯保証人が必要となるところが相違します。

これは、サラリーマンとは違って中小零細企業は倒産の危険性があるため、融資人が支払
えなくなっても連帯保証人を確保することで、融資の焦げ付きを防ぐことが出来るからです。

現在では、商工ローンの名称は地に落ちてしまったため、「ビジネスローン」と名を変えて
営業しています。

知っておきたい根保証

商工ローンの連帯保証人になる場合、絶対知っておきたい仕組みに「根保証」がります。
根保証とは、商工ローンと債務者との融資取引から発生した、過去から将来にわたったす
べての債務を保証するという制度です。

この制度の怖さは、契約書で決められた金額の保証人になったつもりでも、根保証の契約
をしていると、債務者がさらに追加融資をした分まで保証することになります。

自分では1000万円の保証人になったつもりでも、根保証契約をしていたことで、
2000万円の保証をさせられていたという事例が何件も発生していたのです。

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問題化したことで法改正

しかも商工ローン側はこの根保証制度を連帯保証人に説明をしていなかったことから、この
根保証制度が問題化し、1999年12月の法改正により、以下の条文が付け加えられました。

  • 貸金業者は根保証について説明をする文書を保証人と交わすこと。
  • 追加融資をする際はその内容を文書で事前に保証人に送付すること。