金融

資産の変動

企業は事業を継続するために様々な資産を抱えています。それらは金利や為替、原材料や製品などの価格変動の影響を少なからず受けています。企業が保有する資産は全体として常に変動しています。

こうした企業へ資金を提供した人への支払いは、最終的に企業が保有するすべての資産が原資となります。その資産が不確実に変動していますから、当然資金提供者が将来受け取る金額も不確実となります。したがって、資金提供者は大きなリスクを抱えているということになります。

返済不能に陥る要因

資金返済が出来なくなる要因としては、設備投資や財テクの失敗、取引先企業の倒産など様々ですが、資金提供者のリスクはそういった様々なリスクが束のように高度のリスクコントロールが要請される時代になれば、資金提供者は当然リスクを回避しようとします。

特定の資産に限定して投資をすれば、リスクも限定できます。企業もリスクを細分化して、それぞれの資産の特性に応じて資金調達をすれば、リスクが限定され調達コストも軽減されます。資金調達そのものが容易になることもあります。国内の金融市場では、資産の証券化が急速に発達しています。